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 貿易の経験がなく海外にも出たことのない零細企であった三陽が、おかげさまで、ここ数年間で3つの国と直接取引が出来るようになりました。私が体験したその道筋を失敗談も交えながら、お話させていただきたいと思います。
 ユニクロが海外に進出してデフレの波が押し寄せました。もちろん、ユニクロにすべての責任を負わせるということではありませんが、グロバライゼーション、時代の流れというものでしょう。
  これまでは、いわゆる中国ブームというものに乗って、中国に進出していく中小企業が次々と失敗していく中で、技術大国日本はなんとか設備やその他の改善で乗り越えてきました。
  しかし、リーマンショック以降は、海外で徐々に成功している企業のコストパフォーマンスに破れ、中国以外の更なる新天地を求め、第3国に救いの手を求めに進出していく企業が増え、デフレは更に加速していきました。
  まさに私もその中の一人でした。
 しかし、資金力と勇気のない経営者に立ちはだかるのは大きな壁のみ。。。
 大阪市の海外セミナーはできるだけ参加し、海外ミッションにも参加して現地で工場を建てるために、何度もその国を訪れました。しかし、土地購入、人材育成、現地での生活費を考えると勇気が出ません。
そこで、すべてを商社に託しました。
 何度も見積もりを出すのですが、答えがでたのは1ヵ月後、もちろん、時すでに遅く。。。。 この状態で、もし製品を頼めばいつのことになるのやらと不安を増大させたのみでした。
 それでも、少し簡単なものを失敗覚悟でお願いし、材料金型、すべて日本から送り製品ができたのは
4ヵ月後、メッキの不良もあり、見事に大失敗。。。。
 商社の対応は、大失敗で謝りにくるどころか途中でやめるなら、残りの代金を払ってくれとのことでした。
 品物はすべてくず鉄でごみ同然、その上、残りの金型代を払えとはこれが日本の商社がすることかと思うとさすがにびっくりしました。すぐに、単独で 現地に行き、1から10まで直接指導をし、やっと何とか思った品物に近づいたので、いったん帰国しました。
 しかし、メッキ工場で、またしてもトラブルがあり、商社にあれほどサンプルもやり方も教えたのになぜできないのかと不思議に思う日々が続きました。
 その後は、商社とは縁を切り、今度は単独で現地へ向かいました。スーツケースには測定道具やその他の部品で、パンツとシャツは1枚ずつしか入れない状態でした。まあ、なんとかなるやろって感じでしたので(笑)
  それまでのスーツを作業服に替え、製造工場もメッキ屋さんも替え、製品ができるまでは帰らない決意で現地に行き、1から10まで指導をしました。当初、使い慣れない機械が多かったので、現地の工員さんに、「このおっちやん仕事できるの?」と思われたようで当初は、私が使い方を教えてもらっていたので、恥ずかしい思いもありました。

  しかし、2,3日が過ぎ、少しずつ機械の操作に慣れていくにしたがって、彼らの態度や行動が変わってくるのがわかってきました。少しずつでしたが、当初、私の作業を遠巻きに見ていた視線が、肩越しからの視線に変わり、本当に少しずつではありましたが、仕事を通じていつの間にか私も彼らの仲間になっている感覚がよくわかりました。
  おかげさまで、今は私が日本にいても、仲間となった現地のみんながサポートしてくれているので、製品は安定して入って来ています。
  当然、利益率も少しずつですが上がってきて、着々と新製品の製作に着手しています。
 長々とお話しましたが、
  海外に製品を委託される場合は、次の3つの内のどれかの選択になるかと思います。
   ① 会社を立ち上げる
   ② 現地のローカル企業を育てる
   ③ 商社に丸投げする
  皆さんは、どのようにお考えになられますか?
  もちろん、百家争鳴、いろいろな考え方があると思います。
  現地で直接学んだ㈱三陽スプリングは、ものづくりの職人として②の現地のローカル企業を育てるほうを選ばれる方を応援する会社でありたいと考えています。アジアとの戦いではなく、共生を目指して。
  私と同じような中小企業の方で、これを読まれて興味をもたれたら、遠慮なくご連絡をいただきたく存じます。
ご興味ある方は フォームからご連絡ください。折り返しご連絡させていただきます。
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